|
|
第3話「再会」後編
シェスファはクレア・モハ寺院を抜け出した。シェスファは大巫女やロロを救い出すために助けを呼ぼうと思っていた。しかし、そのような人は誰ひとりいなかった。それよりか、シェスファは殺された人から湧き出ていた怪物に追われていた。
「あの怪物は何?見境なく人を襲っている。私に集中させたのはいいけど逃げられるのは時間の問題かな。」シェスファは走りながらつぶやいた。
クロノアとコルトはルーナティアにいた。
「あの寺院、なんでしょうか。なんかいやな感じの寺院ですね。」そういうとコルトは黒い姿をした寺院を指差した。
クロノアは指差した方向を見た。確かに不気味な寺院だ。だが、何か見たことがあると思っていた。
コルトはいきなり、持っていた杖を持ち、構え始めた。
「向こうから何か来ます!!」コルトは地平線を指差した。
クロノアは地平線を凝視した。寺院の帽子をかぶった女の子が走ってきた。
「コルト、おかしくないよ。ただ、寺院から逃げてきた人じゃないか。」クロノアは半ば安心しきっていた。
コルトは全く安心していなかった。コルトは先が見えるのだ。
「クロノアさん、まだ安心しないでください!何かあの女の子を追っているものが20~30体います。」コルトは糸を出した。
その糸は杖を包み込んだ。杖が急に光りだし、剣に変わっていった。
クロノアもすぐに風のリングを剣に変化させた。気づくと確かに20体、30体はいるだろうと思える怪物が確かに追ってきていた。
シェスファは後ろから来る怪物から辛うじて逃げていた。でも、すでに体力は限界を超えていた。
「私は・・助けを・・呼ばなければならない。ここで、・・倒れるわけには・・いか・・ない。」シェスファは倒れてしまった。
怪物がシェスファの周りに群がってきた。シェスファは立ち上がろうとした。しかし、立ち上がれない。
その時、剣が怪物たちを切り裂いている。
「間に合ったみたいだ。この子まだ息をしている。」クロノアは少し嬉しそうな顔をしている。
コルトは周りを見た。見たことがない怪物だらけだ。危ない状況である。
「クロノアさん、私たちもその子を連れて逃げましょう!」コルトは叫んだ。
クロノアは頷いた。コルトは安心している。
「光の糸よ!我らを誘え!」コルトは呪文を唱えた。
急にコルトの光の糸が3人を包み込んだ。
「コルト、しっかりして!」クロノアはコルトをゆすった。
だが、眠ったままだ。シェスファは重傷であった。まともに動けるのはクロノア位である。
「まあ、落ち着け!コルトは大丈夫だ。疲労がたまっていたのだろう。」クロノアたちを助けたディナルという剣士が答えた。
ディナルはつづけた。
「しかし、よく人間の憎しみから生まれるディスペスを切れたものだ。普通の剣では傷一つ与えられないというのに。」
「ディナル、持ってきたぜ!」向こうから、二人の人影が見えた。
どこかで、見たことがある二人だった。
「ガンツ、パンゴ!なぜ、二人がここに!」クロノアは二人の人影に問いかけた。
徐々に姿が見えてきた。間違いなく、ガンツとパンゴであった。
MKより
ついに、クレア・モハ寺院に突入します。ながらく、お待たせしました。ここからが本番です。これからのフィンネイルの理の展開を楽しんでください。
本日のトークテーマは「コルトのクッキー」です。
ガンツ:「なぜ、俺が最後の4行しか出でねえんだよ!」
MK:「次回はしっかりと出番を作るからさ。まあ、怒るなよ。」
ガンツ:「別に怒ってねえよ。」
クロノア:「まあまあ。」
ディナル:「どうやら、うまくまとめたって感じだな。次はしっかり案を練ったほうがいいぞ。」
シェスファ:「その通りだよ。次回はようやく先輩と大巫女様を救えるんだから!」
MK:「しっかり考えておくよ。」
クロノア:「先輩って誰。」
シェスファ:「とてもがんばって、巫女になった人です。私が巫女になりたいと思ったのも先輩のおかげです。」
クロノア:「いい先輩に巡り合えたんだね。」
シェスファ:「はい!とてもいい先輩です!」
パンゴ:「クロノア、コルトちゃんが何か持ってきたようだぞ。」
コルト:「ようやく出来ました。ちゃんと人数分作ったので食べてください。」
ガンツ:「クッキーか。見た目からうまそうに見えるな。」
クロノア:「確かに、おいしそうだね。」
MKとコルト以外全員:「うまい!」
コルト:「そう言ってもらえるとうれしいです。」
MK:「うんうん、仲間とはこうでないとな。」
コルト:「次は第4話「通じる気持ち」です。楽しみにしてください。」
|
|